連日の熱戦に沸くロンドン。街を歩けば、五輪ムードを盛り上げるさまざまな路上アートも楽しめる。中でも一押しは、五輪公園近くで強烈な存在感を放つ、「世界最速の男」ウサイン・ボルト選手の顔を描いた巨大な壁画だ。  英国を拠点にジミー・Cの名前で活動する芸術家が五輪に合わせて制作。躍動感にあふれた色鮮やかな仕上がりに、足を止めて見入る通行人が絶えない。  近くに住むタクシー運転手トニー・ダグラスさん(49)は「観光客もたくさん見に来てくれる。この地域の活性化にもつながるよ」と話す。  一方、国際的に知られる英国の路上芸術家、バンクシーも五輪をテーマとして、自身のウェブサイトで数点の新作を発表。やりではなくミサイルを投げようとする選手を描いた作品は、対テロの厳戒態勢を風刺したとみられる。  こちらはロンドンのどこかに描かれたとされるが、場所は明らかにされていない。散歩がてらに探してみるのも悪くない。(ロンドン共同)