男子5000メートル予選 12着で終えた佐藤悠基選手=五輪スタジアムで(川柳晶寛撮影)  【ロンドン=平松功嗣】当地で開催中のロンドン五輪で八日、陸上の男子5000メートル予選1組に佐藤悠基選手(25)=佐久長聖高卒、静岡県清水町出身、日清食品グループ=が出場し、13分38秒22の十二位で決勝進出を逃した。  「どこまで集団に食らいつけるか、最後はつぶれてもいいと思ったので1メートルでも長く付いていこう」と心掛けて臨んだレース。佐藤選手は序盤から先頭集団の2~4番手につけて積極的な走りを見せた。しかし、徐々に上がっていくペースや集団の主導権争いの駆け引きについていけず、ジリジリと後退。レースを終えて「やりたいことは全部やれたので、悔いはない」とさっぱりした表情を見せた。  二十二位だった1万メートルと合わせて2レースに出場し、佐藤選手の五輪は終わった。「今までは国内でばかり戦っていて、視野が狭くなりかけたが、五輪で世界との差がこれだけあると感じた」。今後は世界を向いていく決意を新たにした。