ロンドン五輪の開幕が27日に迫り、京滋でも五輪商戦が本格化している。スポーツ店や百貨店の特設売り場でユニホームや関連グッズの人気が高まる一方、観戦用のテレビは昨年の「地デジ化特需」の反動で苦戦。盛り上がりの鍵を握る日本選手の活躍に期待を寄せている。 スポーツ館ミツハシ京都烏丸御池本店(京都市中京区)は、人気陸上選手と同タイプのシューズや競泳水着の売れ行きが好調。特にサッカー女子「なでしこジャパン」の活躍を見込み、近く女性向けサッカー用品売り場も設ける。競技中継は日本時間で深夜から未明に集中するため、冨田稔店長は「ロンドンとの時差が商戦には追い風。自宅観戦者が増え、高価格帯の競技用品の伸びが期待できる」と話す。 京都高島屋(下京区)は18日、1階に特設売り場をオープンし、公式ライセンス商品のタオルやボールペンなど60種を売り出した。日本選手団が開会式などで着る公式服装も今月23日まで展示する。大丸京都店(同)も英国など各国国旗をデザインしたTシャツや下着の販売を始めた。 五輪応援の宿泊プランを売り出したのは天橋立宮津ロイヤルホテル(宮津市)。館内に大型スクリーンを設けて中継を連日上映し、夜もみんなで観戦を楽しんでとPRする。 一方、家電量販店のヨドバシカメラマルチメディア京都(下京区)は、特設コーナーで観戦向けに50型超の大型液晶テレビを並べるが、売れ行きは「前回の北京五輪の半分以下」と苦戦している。昨夏の地上デジタル放送移行に伴う買い替えや家電エコポイント制度終了の反動とみられ、割安な韓国メーカーのテレビや複数番組を長時間録画できるレコーダーなどの販売に力を入れているという。