ロンドン五輪に出場する本県出身の3選手が9日、上田清司知事を表敬訪問し、晴れ舞台へ向け決意を語った。  県庁を訪れたのは、陸上女子400メートルリレーに戦後最年少でメンバー入りした土井杏南選手(16)=朝霞市、埼玉栄高2年=とバドミントン男子シングルス代表の田児賢一選手(23)=蕨市、埼玉栄高出、NTT東日本、ホッケー女子代表の加藤明美選手(41)=秩父市、旧秩父東高出、HFC-HANNО。  上田知事と初対面した土井選手は、やや緊張した様子で「五輪出場が実現しました。たくさんの方々が応援してくれているので、自分の走りができるように頑張ってきます」と決意を新たにした。県のマスコット「コバトン」の縫いぐるみをプレゼントされると、「かわいい」と満面の笑み。知事は「土井さんはすごいスピードがあり、笑顔も愛らしい。期待しています」とエールを送った。  一方、世界ランキング8位の田児選手はエースとして日本バドミントン界初のメダル獲得に挑む。母親は元全日本チャンピオンの田児よし子(旧姓米倉)氏。知事は「やはり遺伝子が入っているのかな。体調を整え、県民の、全国の期待に応えられるよう頑張ってください」と激励。田児選手は「埼玉栄時代に培ってきたことを今も変わらずやっています。その気持ちを大切にし負けることを考えないで、自分のスタイルを貫いていきたい」と一戦必勝を誓った。  3大会連続の五輪出場で「女子ホッケー界の鉄人」と呼ばれる加藤選手は「厳しい戦いが続くと思いますが、自分らしく粘り強く結果が残せるよう頑張りたい」と決意表明し、6位以内を目標に掲げた。  土井選手はこの日、さいたま市や地元の朝霞市を訪問。加藤選手もチームの地元飯能市を訪れ、健闘を誓った。