100年の歴史を持つ帆船に乗り、天文台で知られる世界遺産の街グリニッジや五輪会場のアリーナなど、今と昔が融合した英国の都を望む。ロンドンを東西に流れるテムズ川で、五輪に合わせて期間限定の帆船クルーズが運航中だ。  民間の船会社が20世紀初頭に建造されたものなど14隻をそろえた。船はロンドン中心部から15キロほど東にあるグリニッジ地区の船着き場を出発。心地よい風を受けながら西へ向かい、中心部との間を2時間で往復する。  30分ほどで体操などの競技会場ノースグリニッジ・アリーナの横を通過。続いて約300年前に建てられたバロック様式の旧王立海軍学校が岸に見える。さらに進むと、五輪の警備のため配備された英海軍のヘリコプター揚陸艦「オーシャン」が待機していた。  地元のベテラン女性ガイド、ジル・クーパーさんは「これだけの数の帆船がテムズ川を走るのはめったにないこと。普通のフェリーでは味わえない雰囲気です」とPRした。(ロンドン共同)