「感動をありがとう」−。6日夜に行われたロンドン五輪の女子体操種目別決勝の段違い平行棒に、鶴見虹子選手(19)=日体大=が出場した。メダル獲得はならなかったが、持ち前の美しい演技で文字通りの“有終の美”。地元・市原市では知人らがテレビ観戦し、大舞台での健闘に惜しみない拍手を送った。 日本チームでただ一人、種目別に進んだ。2009年の世界選手権で2位となった最も得意な種目で、この決勝の舞台は大会前からの目標だった。 8人中7番目に登場。ミスもあって7位に終わったが、持ち前の美しい演技は会場を魅了。着地をピタリと決めるなど最後の最後に元女王の意地を見せ、満面の笑みで二度目の五輪を締めくくった。 家族らは現地で応援。同市ちはら台の自治会館では、知人や地域住民ら25人がテレビの前で声援を送った。登場とともに「行け」「頑張れ」と声が上がり、着地を決めると歓声と拍手。結果にはため息も漏れたが、「よくやった」と全員がねぎらった。