ロンドン五輪体操男子個人総合で、諫早市出身の内村航平選手が悲願の金メダルを獲得した2日、県民からは「県民の誇り」「子どもたちに夢を与えてくれた」と、郷土が生んだ初の金メダリストをたたえる声が相次いだ。  長崎市西山3丁目、無職、岡田恒子さん(70)は「長崎から世界一が生まれて感動した。幼いころから続けた努力のたまものだと思う」と笑顔。島原市白土町の会社役員、山崎フサエさん(79)も「努力の結晶でしょう。県民として誇りに思う」と感極まった様子で話した。  佐世保市名切町、タクシー運転手、江頭正昭さん(64)は「予選の調子が悪かったので心配していたが、さすがという感じ。県外からの観光客に自慢できる話題ができた」。対馬市厳原町久根浜、無職、熊本兵治さん(67)は「五輪の重圧をはね返し、同じ県民として誇らしい。国民栄誉賞にふさわしい選手に成長したと思う」と感慨深げ。  若い世代も刺激を受けた。長崎市恵美須町の会社員、町田耕大さん(24)は「同級生が世界の舞台で躍動する姿を見て感動した。自分も頑張ろうと思った」。佐世保市日宇町、佐世保実業高2年、黒崎亜弥さん(17)は「すごいのひと言。憧れの存在です」と声を弾ませた。五島市幸町、市立福江小6年の後藤将太郎君(11)は「サッカーをしているので、将来は僕もオリンピックに出場したい」と目を輝かせた。  内村選手の地元諫早市も快挙に沸いた。日体大体操部の同級生で、同選手の両親が経営するスポーツクラブのコーチを務める善明叙新(ぜんみょうじょにい)さん(23)は「最後の床ではミスもあったが、航平らしい着地を見せてくれた」とホッとした表情。同市八坂町の会社役員、森珠子さん(42)も「子どもたちに夢を与えてくれる体操だった。本当にすごい」とたたえた。  平戸市田平町、公務員、宮地愛美さん(25)は「次の種目別床運動でも、4年後の五輪でも金メダルを獲得してほしい」と注文。大村市久原2丁目、小学校教諭、荒井裕子さん(30)は「やはり世界レベルの人の強さは違う。これからも活躍し続けてほしい」とさらなる「飛躍」に期待を寄せた。  【編注】山崎フサエさんと黒崎亜弥さんの崎は、大が立の下の横棒なし