1日未明に行われたロンドン五輪の女子体操団体総合決勝に鶴見虹子選手(19)=日体大=が出場し、実家のある市原市では家族と友人らがテレビの前で声援を送った。チーム成績はふるわなかったが、ベテランらしい落ち着いた演技が光り、家族らも「笑顔がみられてよかった」と健闘をたたえた。同五輪最後の種目別決勝(段違い平行棒)では「守るものはない。思い切って」と期待する。 同市ちはら台の自治会館では父の真二さん(51)、母洋子さん(48)、大学生の姉亜子さん(22)が、虹子さんの同市立牧園小時代の友人や地域の住民ら約30人と観戦。 チームは予選からミスが目立ったが、鶴見選手は得意の段違い平行棒、跳馬で高得点を出し予選敗退の危機を救った。決勝もこの2種目の出場。しかし、この日も前半種目でミスが続発。いいところなく終わりそうな予感が漂う中で迎えた跳馬で鶴見選手は1番手として登場し、安定した演技で後続選手を鼓舞した。 続く最後の段違い平行棒では大トリを務め、鉄棒に足が触れるミスも乗り越え締めた。結果は最下位の8位に終わったが、後半種目で盛り返した安定した演技とミスをした仲間を激励するなど、ベテランに与えられた役割を果たす姿が印象的だった。