ロンドン五輪の新体操日本代表に選ばれている国士舘大一年サイード横田仁奈(にな)選手(18)は一日、生まれ育った清瀬市の渋谷金太郎市長を訪ね、「メダルが目標。練習していることを精いっぱい演技したい」と抱負を語った。  パキスタン人の父と日本人の母を持つサイード横田選手は、小学校一年の時、市内の「ふじしま新体操クラブ」で競技を始めた。市内の小中学校を経て、藤村女子高校(武蔵野市)に進学。二〇〇九年十二月から日本代表入りしている。  これまでにも二人の五輪代表選手を育てたクラブの藤島八重子代表は「小学四、五年のころから可能性を感じていた。試合に強く、長い手足の使い方が伸びやかでとてもいい」と評価する。  サイード横田選手は「一番の夢はオリンピックだった。その舞台で演技できるのがうれしい」と語り、渋谷市長は「夢をつかむ人が身近にいることで、清瀬の子どもたちにいいエネルギーを与えてくれる。みんなが応援しているから頑張って」とエールを送った。