ロンドン五輪体操男子団体総合で31日未明(日本時間)、競泳女子100メートル平泳ぎでは初出場の鈴木聡美選手(21)=福岡県遠賀町出身=が3位となった。地元や出身校からは喜びや激励の声が相次いだ。 競技時間1分強。鈴木選手の地元の遠賀町の公民館では、親族や同級生ら約60人がテレビを前に固唾(かたず)をのんで見守った。銅メダル獲得が決まると、姉の鮎美さん(24)は鈴木選手と一緒に練習した日々を思い返し、涙を流した。 鈴木選手が3歳で水泳を始めたのは鮎美さんとのスイミングクラブ見学がきっかけ。両親は「見るだけ」と言ったが、鈴木選手が「どうしても入りたい」と駄々をこね、入会したという。鮎美さんは「(妹は)負けず嫌いで突き進むタイプ。いつも私のまねっこをしていた」と話す。 「本当に肝の据わった自慢の妹です」と、初の大舞台での期待を上回る活躍に目を細めた。 鈴木選手の母校、九州産業大付属九州高校(福岡市東区)でも、集った水泳部員や教諭たち約40人が総立ちで大歓声。同部主将の石川孝章さん(17)は「先輩がメダリストなんて格好よくて励みになります」。鈴木選手を指導した監督の原田保寿さん(30)は「自分のレースができ、結果につながった。次の200メートル平泳ぎでは金メダルを取ってほしい」と期待を寄せた。=2012/07/31付 西日本新聞夕刊=