中央市大鳥居の豊富郷土資料館(末木健館長)は、甲斐源氏の一族で、弓矢の達人と伝えられている浅利与一と妻の板額御前にちなんだ史跡のパネルや与一が使っていたという弓を再現したものを展示した企画展を開いている。 14日に市内で開かれる与一公まつりに合わせて開催。与一の墓や与一が寄進したと伝えられる仏像など、市内に残る史跡を約20枚のパネルで紹介している。 このほか、平家物語をもとに、壇の浦の戦いで与一が使用した弓を再現し展示している。与一の弓は、弓の長さが9尺(約2・7メートル)、矢が15束(約1・5メートル)と大型。4町余(約440メートル)を射通したという与一の豪弓ぶりがうかがえる。 企画展は9月30日まで。末木館長は「ロンドン五輪では、アーチェリーの女子団体が銅メダルを獲得した。この機会に日本古来の弓も見てみては」と話している。