ロンドン五輪柔道で、ともに2回戦で敗れた九州勢の穴井隆将選手(天理大職)と緒方亜香里選手(筑波大)の地元や母校では、試合を見守った関係者が思わぬ敗戦に言葉を失う一方で、健闘をたたえる声が上がった。 穴井選手の地元・大分市では、穴井選手が5歳から通った秀鋭館道場(同市駄原)の山中圏一館長宅で子どもたちや後援会会員らが観戦。寝技を決められて負けると、後援会の手島清林(きよしげ)会長(67)は「本人が一番悔しいだろう」と思いやった。穴井選手の母校の碩田(せきでん)中2年福田健太郎君(14)は「憧れの先輩。今回取れなかった一本をこれからの試合で見せてほしい」と話していた。 「戦う姿勢が豪雨被災地に勇気をくれた。ご苦労さん。ありがとう」。緒方選手が高校生活を送った阿蘇中央高=熊本県阿蘇市=では、災害復旧の先頭に立つ佐藤義興市長も駆けつけ、山下照喜校長らとともに熱戦を見守った。 緒方選手は2009年に同校を卒業。高校時代から嘱望され、筑波大進学後も期待通りに成長した。母校は五輪出場を祝って校門に「目指せ! 世界の頂点」の幕を掲げていた。この日、会議室のスクリーンで約40人が観戦。敗れはしたが「力をもらった」とねぎらっていた。=2012/08/03付 西日本新聞朝刊= ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)