レスリング女子の全国高校選手権(8月17日・福岡市)に宮城工3年吉村晴香(17)と1年永浦沙友里(15)の両選手が出場する。共に全国大会でベスト8の経験があり「練習の成果を出し、一つでも上を目指す」と話す。 52キロ級の吉村は片足から両足を攻めるタックルで相手を崩し、アンクルホールドで得点を重ねる。昨年の選手権は3年生相手に準々決勝で小差で敗れた。加藤英之監督(39)は「パワー不足を感じた」という。 冬場に体幹や太もも裏などの筋肉を鍛え、持ち前のスピードに加え、力強さを増した。吉村は「今度は表彰台に立ちたい」と意欲を燃やす。 56キロ級の永浦は長い手足を生かし、相手の足首に突っ込むタックルと中学時代の柔道経験を生かした豪快な投げ技を得意とする。 4月に行われたJOC全日本ジュニアオリンピック選手権カデットの部52キロ級は8強入りした。準々決勝は相手のペースにのまれて屈しただけに、永浦は「自分らしく戦いたい。納得できる試合をする」と力を込める。 レスリングに取り組む女子高校生は県内で2人だけ。2人ともレスリングクラブで練習する弟を見て興味を持ち、中学3年で本格的に始め、進学と同時に入部した。 大会は日本レスリング協会の主催で、10階級で争う。日本オリンピック委員会のジュニア選手育成事業「JOCアカデミー」や、ロンドン五輪で3連覇を狙う伊調馨(ALSOK、八戸市出身)の母校・至学館高(愛知)の選手らも出る。 加藤監督は「強豪相手にどれだけ戦えるか分からないが、気後れせずに持ち味を発揮してほしい」と期待する。 ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)