ロンドン五輪サッカー女子決勝で、米国に惜敗した「なでしこジャパン」。選手のゆかりの自治体で、試合を中継したパブリックビューイング(PV)は、十日の未明ながらいずれも満席となった。目標の金メダルには届かなかったが、全力を出し切ったイレブンの姿に、観客は惜しみない拍手を送った。  FW大儀見優季選手の地元厚木市のPVでは、父親の永里正彦さん(51)が冷静な表情で試合を見守った。後半18分に大儀見選手が三試合連続となるゴールを決めると、笑みを浮かべながら周囲と握手を交わした。  試合後、1得点に終わった昨年のドイツワールドカップと比較し、「周りを生かし、自分を生かすことができるようになった。ゴールはその成果。まずゆっくり休んでから次のステージへ向かって」とねぎらった。  試合二日前に予約で満席になった大和市のPVには、MF川澄奈穂美選手が所属した「大和シルフィード」所属の中学生三十九人が集まり、チームの応援歌などで盛り上げた。引率した加藤貞行代表(65)は「互角の内容だった」と話した。  八百五十人が集まった相模原市のPVでは、弥栄西高校(現弥栄高校)で、DF岩清水梓選手と同級生で一年先輩の川澄選手とも知り合いだった橋本健さん(26)が「知り合い二人が同時に世界を舞台に活躍していたなんてすごい」と振り返った。 (佐久間光紀) ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)