ロンドン五輪男子サッカー準々決勝で、3-0でエジプトに圧勝した日本代表。名張市矢川出身の守備的MF山口蛍選手(セレッソ大阪)の家族や地元も四日夜、メキシコ大会以来四十四年ぶりの四強進出に歓喜した。  山口選手は初戦からフル出場。現地で観戦した父憲一さんは、本紙の電話取材に応じ「運動量もあるし、しっかりプレーできている」と満足そう。準決勝のメキシコ戦について「自分のプレーをしっかりしてほしい。その先にメダルという結果は見えてくると思う」と期待した。  地元の施設・矢川集議所では、約八十人が大型スクリーンで試合を見ながら「ガンバレ 蛍」と記された金銀のうちわなどを手に応援。前半終了間際、エジプトに攻め込まれたが、山口選手がボールを奪ってピンチを逃れると「さすが、蛍」「いいぞー」と声が上がった。 日本-エジプト 後半、シュートを放つ山口選手=オールドトラフォードで(共同)  永井謙佑選手(名古屋)らのゴールが決まる度に、歓声に包まれた。  山口選手の祖母みさほさんは「子どものころ、外が暗くなるまでずっとサッカーをしていた蛍を思い出すと、四強までくるなんてすごい」と感慨深げ。保育士の山本成子さんは「地元にこんなヒーローがいるなんて幸せ。金メダルまであと二試合、頑張ってほしい」と大興奮だった。  名張市役所でも観戦会があり、約百二十人が声援を送った。八日午前一時からの準決勝のメキシコ戦も集議所と市役所で試合観戦がある。  (山田雄之) ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)