【ロンドン本社臨時支局】44年ぶりのメダルへ道は開けた−。サッカー男子の日本代表が29日、モロッコを下し、シドニー以来、3大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。試合終了を告げる笛が鳴った瞬間、ニューカッスルのセントジェームズパークに大歓声が沸き上がった。こだまする「ニッポン」コール。「金メダルも狙えるぞ」。日本の快進撃にサポーターの意気も上がった。 前半はやや押され気味の試合展開。日本代表のレプリカユニホームを身にまとって観客席に陣取ったサポーターは、手拍子をしながら選手たちの名前を連呼してピッチ上のイレブンを後押しした。後半39分、カウンター攻撃から永井謙佑選手(名古屋)が快足を飛ばしてゴールネットを揺らすと、熱気は最高潮に達した。 目の前で決勝点のシーンを見た富士市の医師田中俊也さん(51)は「来たかいがあった」と興奮した様子。「予選を1位で通過すれば、メダルも夢ではない」とさらに期待を膨らませた。 県勢で唯一代表に入った村松大輔選手(J1清水)の母亜紀子さん(43)と弟の由隆さん(21)もスタンドに足を運んだ。村松選手の出場はかなわず、由隆さんは「兄の姿を見たかった」と残念がった。次戦以降は日本でテレビ観戦する。亜紀子さんは「勝ってくれたので気持ちよく帰国できる。一番上を目指してほしい」と声を弾ませた。  ⇒静岡新聞SBS「ロンドン五輪」特集TOPへ ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)