ロンドン五輪のサッカー男子の審判団に、矢板市在住の国際副審相楽亨(さがらとおる)さん(36)が参加する。サッカー男子に、日本人審判が参加するのは一九九二年のバルセロナ五輪以来、二十年ぶりという。自身は一〇年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会以来となる晴れ舞台に「平常心で臨みたい」と話す。 (磯谷佳宏)  今回の五輪では、W杯南ア大会でもコンビを組んだ主審の西村雄一さん(40)と、〇九年にともに副審として初のプロフェッショナルレフェリーとなった名木利幸さん(40)とで審判団を務める。  男子のサッカー界では、W杯が最大のイベントと位置付けられている。それでも、相楽さんは「W杯も、五輪も世界最高レベルの大会。注目度は同じぐらいだろうから、楽しみ」と胸を躍らせる。  元サッカー少年は「昔から五輪に出たいと思っていたけど、まさか審判で出るとは。選手として行きたかった」と冗談交じりに照れ笑い。「やはり五輪に携わることができるのは喜び」とサッカーの母国に思いをはせる。  十七日には、矢板市役所を訪れ、市内の全九小学校の児童約三百三十人が寄せ書きした応援旗を贈られた。旗には「あなたのジャッジが世界中の人々の心を動かす」「安心してサッカーができるのは審判のおかげです」などとつづられていた。  現地宿舎の部屋に飾ることを約束した相楽さんは「期待されていると感じた。恥ずかしくないレフェリングをしてきたい」。冷静な動きと的確な判断が身上。世界に誇る副審は、ロンドン五輪でもサイドライン際で躍動する。 ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)