27日(日本時間28日)に開幕するロンドン五輪の日本代表選手293人が出そろった。そのうち兵庫にゆかりの選手は22人に上り、全体の7・5%を占める。野球とソフトボールが実施競技から外れた影響もあって4年前の北京五輪から13人減ったが、メダルを狙える有力競技や、急成長中のホープなど注目選手がそろい、兵庫勢の活躍から目が離せない大会となりそうだ。(永見将人) 今回は22人のうち女子選手が18人と、8割以上を占めるのが特徴だ。兵庫は国体の総合成績も女子の順位が男子を上回る傾向があり、前回五輪も3分の2が女子だった。 昨年のワールドカップで初優勝し、世界女王として臨む女子サッカー“なでしこジャパン”には、エースの沢穂希(ほまれ)選手(33)らINAC(アイナック)神戸から7人が名を連ねた。1984年以来のメダルを目指す女子バレーボール“火の鳥ニッポン”には井上香織選手(29)=デンソー、氷上高出=ら4人が選ばれた。 日本のお家芸、柔道の杉本美香選手(27)=コマツ、伊丹市出身=は、2010年の世界選手権で2階級制覇した実力者。女子78キロ超級で頂点を狙う。3度目の五輪に臨むカヌー・カヤック女子の北本忍選手(35)=富山県体育協会、武庫川女大出=は、10年の世界選手権で日本勢初のメダルを獲得。五輪の表彰台にも期待が高まる。 男子は有力選手ぞろいだ。陸上男子やり投げのディーン元気選手(20)=早大、市尼崎高出=は、全国的には無名の存在から急成長。09年の世界選手権銅メダルの村上幸史選手(32)=スズキ浜松AC=の記録も抜いた。父の祖国での五輪出場という話題性も十分だ。花形競技のマラソンでは長田高校出身の山本亮選手(28)=佐川急便=が難コースに挑む。 馬術・障害飛越の杉谷泰造選手(36)=杉谷乗馬クラブ、カネディアンアカデミイ出=は、日本勢最多の5大会連続出場。昨年の世界選手権では10位に入り、世界のトップライダーの仲間入りを果たした。◇兵庫ゆかりの選手一覧◇■陸上 山本亮(佐川急便、長田高‐中大出)ディーン元気(早大、市尼崎高出)江里口匡史(大阪ガス=練習拠点・西宮市)渕瀬真寿美(大塚製薬、須磨学園高‐龍谷大出)■シンクロナイズドスイミング 中村麻衣(井村シンクロクラブ、神戸松蔭女大出)■サッカー 沢穂希、大野忍、近賀ゆかり、海堀あゆみ、川澄奈穂美、高瀬愛実、田中明日菜(以上INAC神戸)■バレーボール 井上香織(デンソー、氷上高出)竹下佳江、大友愛(以上JT=練習拠点・西宮市)新鍋理沙(久光製薬=練習拠点・神戸市)■重量挙げ 八木かなえ(金沢学院大、須磨友が丘高出)■自転車 前田佳代乃(鹿屋体大、県西宮高出)■馬術 杉谷泰造(杉谷乗馬クラブ、カネディアンアカデミイ出)武田麗子(杉谷乗馬クラブ、甲南大出)■柔道 杉本美香(コマツ、伊丹市出身)■カヌー 北本忍(富山県体協、武庫川女大出) ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)