ロンドン五輪のバドミントン女子ダブルスの準決勝でカナダ組に勝利し、銀メダル以上を確定させた藤井瑞希、垣岩令佳組(ルネサス)。垣岩令佳選手(23)が中学生時代まで過ごした地元・大津市の雄琴地区では三日未明の試合時間に合わせ、市雄琴市民センターでパブリックビューイングが開かれた。普段なら寝ている時間にもかかわらず、小学生から高齢者まで七十人の地域住民が集い、応援に声をからした。  第二セット、カナダの猛反撃を許し逆転されると、嫌な流れを断ち切ろうと、三三七拍子や「頑張れ、頑張れ、フジ、カキ!」の声援が自然と沸き起こった。後衛の垣岩選手が放つ強烈なスマッシュが決まるたびに大歓声が上がった。  試合はフルセットまでもつれるが藤井、垣岩組が着実に加点して勝利。日本のバドミントン界では初の五輪メダル獲得という歴史的快挙に、会場は割れんばかりの歓声と拍手に包まれた。  小中学校の同級生で、近くに住む伊藤慎吾さん(22)は「絶対勝つと信じていたけど、世界の頂点を争う二組になったとはまだ実感がわかない。後で『決勝頑張って』とメールを送ります」と興奮して話した。  垣岩選手が小学四~六年生時の担任だった市内の小学校教頭竹端芳美さん(52)は「負けん気が強く、体育では男子とも張り合っていたことや、教師と生徒の交換日記で毎日バドミントンのことばかり書いていたことが思い出されました。次は絶対に金メダルを取ってほしい。帰ってきたら抱きしめてあげたい」と、大活躍する教え子の姿に感激し、目に涙をためていた。  地域住民でつくる「垣岩令佳選手激励実行委員会」は、日本時間の四日深夜から五日未明に行われる決勝戦でも、地元の琵琶湖グランドホテルを会場にパブリックビューイングを開催する。  (中尾吟) ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)