ことしはロンドン五輪に話題をさらわれた感もあるが、高校生の熱き奮闘ぶりも紙面を通して伝わってくる。開催中の北信越かがやき総体での活躍ぶりだ▼陸上円盤投げの中村枝理子選手(嘉手納)、弓道女子の知念、重量挙げの屋良一郎選手(南部工)が頂点に輝いた。選手個人の努力はもちろんのこと、インタビューから監督、コーチら多くの人の支えが力になったことが伝わる▼惜しくも頂点に届かなかった弓道や柔道の個人、ハンドボール男子興南も堂々と胸を張れる結果だ。その中でも「王国」といわれるハンドボールは男子興南が最近10年で6度の決勝進出。その強さを支えるものの一つに「地域力」を挙げたい▼市内のチームが全国大会優勝30回以上という浦添市はハンドボール王国都市を宣言。市内の競技人口は千人以上、ことしの興南もベンチ14人中10人が浦添出身だ。3年前の優勝時は13人が浦添出身だった▼昔はコート整備を含め親の手弁当で小中学校のチームを育てたと聞いた。そこに行政の支えも加わった。浦添で育った選手が親になり、地域に根を張って子どもの成長を支える。スポーツを通して活力を生むまちづくりが、高校生の活躍につながる▼スポーツに限らず、人が集まり、力を合わせれば必ず結果がついてくる。住民と行政、横と縦の連携が織り成す「地域力」に学ぶことは多い。 ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)