ロンドン五輪は本県の萩野公介選手に続いて、柔道男子の海老沼匡選手が銅メダルを獲得した。本県出身選手の活躍が光る。ともに小山市出身。本紙の号外には、応援会で万歳する市民の姿が掲載されている▼高校生スイマーのメダルは日本人で56年ぶりだという。予選の後、「楽しんで泳げた」と語っているように、力みがない。決勝では北京五輪8冠の怪物フェルプス(米国)に競り勝った。優勝した米国選手と表彰台で抱き合い、笑顔で大観衆に手を振った▼一方、柔道一筋という海老沼選手に笑顔はなかった。「金を目指してきたので(銅メダルは)意味ないと思う」と語り、ロンドンの本紙記者は「どこまでも自分に厳しい」と記している。悔しさは、努力を重ねてきた海老沼選手にしか分からない。しかし、その活躍は私たちの誇りだ▼本県関係ではこれから200メートルメドレーで萩野選手、レスリングで斎川哲克選手が登場し、卓球の平野早矢香、陸上の海老原有希ら女子選手も出番を待っている。ロンドンではボクシングが加わって、全競技の女子種目が実現した。女子選手には強靱さに「しなやかさ」が加わる▼本紙のフェイスブック閲覧者は5万5千人にまで膨らんだ。萩野選手らの活躍は、世の中の閉塞感を高揚感に変えてくれた。 ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)