なでしこに続いた!−。26日深夜にキックオフとなったロンドン五輪サッカー男子1次リーグの初戦。九州出身で代表に選ばれた6人のうち5人がスタメン出場。若きサムライたちは世界トップレベルのスペインを相手に大金星を挙げた。九州では、選手の家族や後輩たちがテレビの生中継にくぎ付けになり、強敵を倒した郷土選手の活躍に喜びを爆発させた。 勝利の瞬間、福岡大(福岡市城南区)の大講義室は大太鼓、歓声、拍手が入り交じって響いた。同大は1トップで起用された永井謙佑選手の出身大学。後輩部員ら約130人が応援した。 「よく走ったが、ゴールを決めろよ」。指導した乾真寛監督は、永井選手に携帯電話からメールを送った。「歴史的な勝利。そこにOBを送り込めたことを誇りに思う」としながらも、次の試合につながるように叱咤(しった)激励をした。2年間、一緒にプレーしたという主将牟田雄祐さん(21)は「先輩は陸上のボルト選手並みのスピード。世界を舞台に活躍すると信じてた」と喜んだ。 吉田麻也選手の父有さん(62)や母昭子さん(60)ら家族と「吉田麻也長崎後援会」のメンバー約30人は、長崎県諫早市内のイタリア料理店でテレビ観戦した。 吉田選手を幼いころから知っているという後援会の横田祐治会長(54)は「最高の結果。吉田選手は申し分ないプレーだった。彼がいれば日本の守りは間違いない」と興奮気味に語った。 徳永悠平選手と山村和也選手を国見高で指導した小嶺忠敏長崎総合科学大付属高サッカー部総監督は、遠征先の福井県でテレビ観戦。「徳永は抜かれる場面も少なく、持ち味が出ていた。山村は緊張する時間帯に出場したが落ち着いていた」とうれしそうだった。 清武弘嗣選手が小学生時代に在籍した大分市のサッカーチームで、当時代表を務めていた新庄道臣さん(67)は26日夜、同市の自宅でテレビ観戦。「何度もけがをしたけど、頑張って強い体をつくったのがプレーで分かる。センスがいいし運動量も多く、サッカーに手抜きしない姿勢も同じ。頼もしくなった」と話していた。=2012/07/27付 西日本新聞朝刊= ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)