感謝の言葉は美しい。「何より僕にボクシングを教えてくれた武元先生がたたえられるべきだ」(ボクシング男子ミドル級金メダル・村田諒太選手)、「ありがとうのひと言しかない。みんなで取った銀メダル」(サッカー女子・宮間あや選手)、「一番パワーをもらった。母には感謝の気持ちでいっぱい」(体操男子個人総合金メダル・内村航平選手)。ロンドン五輪で日本中を感動に包み、晴れの表彰台に立った選手たちからは、家族や恩師、仲間らへのさわやかな感謝の言葉が次々飛び出した。これも日本人の美徳だろう。「月刊絵手紙」8月号が200号記念企画として「50円のありがとう」をテーマにした作品を公募、実に全国から7千通を超える絵手紙が届いた。感謝の気持ちは、夫や妻、子どもたち、ペットなどさまざまだが、県内からも母の介護を手伝ってくれる夫に向けた作品など、はがきいっぱいに絵筆を鮮やかに走らせ、そこに心のこもった短いコメントを添えた秀作が特集号を飾っている。絵手紙は松山市出身の小池邦夫さんが全国各地で個展を開くなどして、普及に努めた。本紙の「絵手紙ギャラリー」にも毎回、数々の力作が寄せられるなど、県内の愛好者も多い。「ありがとう」は、親しい人ほど面と向かうと言いにくいが、はがきだと素直に気持ちを込められる。デジタル時代ゆえに、手書きはなおさら人々の心と心をつなぐ。絵手紙のモットーは「下手でいい、下手がいい」。(C) ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)