27日に開幕するロンドン五輪に、ともに秋田市出身のバレーボール女子の江畑幸子選手、新体操の深瀬菜月選手が出場する。2選手が努力を重ねてきた日々を知る故郷の恩師たちは、最高の舞台での活躍を期待している。◎新体操 深瀬菜月選手=秋田新体操クラブ出身=/豊かな感性、表現力磨く 「菜月はよく泣いていた」。深瀬選手が5歳から10年間通い続けた秋田新体操クラブ(秋田市)の代表中野明子さん(66)と、長女でコーチの舞さん(32)は口をそろえる。 自分の納得する演技ができない時、悔しさから出る涙だった。「純粋で、素直で、感性が豊かだった」と舞さん。それが表現力に直結しているとみる。 「まじめで頑張り屋さんだった」とも言う。練習ノートには毎回、反省点を中心にびっしりと書き込んでいた。「適当な記述は一度もなかった」 深瀬選手の武器は動作の美しさ。加えて、日本体操協会新体操個人強化部長の村田由香里さん(30)は「168センチと長身の菜月が入ることで、チーム全体の演技を大きく見せることができる」と話す。 「女優のように、会場の観客を引き付ける演技をしてほしい」と、明子さんは教え子の躍動する姿を思い描いている。◎バレーボール女子 江畑幸子選手=聖霊女短大付高出身=/「打ち切る技術」を習得 江畑選手の母校、聖霊女短大付高(秋田市)バレーボール部の佐々木純一郎監督(63)は「決定力が群を抜き、当時からアタッカーとして別格だった」と振り返る。 入部当初、江畑選手はセンターだったが、打つ機会を増やそうと1年生の冬、レフトにコンバートした。どんなに高い課題を与えても決して逃げず、「しごく側が音を上げたくなるほど練習熱心だった」と佐々木監督。 将来を見据え、ボールにドライブ回転を掛け、エンドラインぎりぎりに強打できるよう徹底的に指導。3年生になるころには、どの方向からのボールでも自分のポイントでしっかりミートし、二段トスにも迷わず打ち切る技術を身に付けた。 スパイクが決まらなかった時、絶対にトスのせいにしなかったという。「それがエース」と佐々木監督。「本番でも迷わず持ち味を出し切ってほしい。根性が据わっているから大丈夫」とエールを送る。 ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)