「喜びや苦しみ、悲しみを共有してくれる人がいる。それが醍醐味(だいごみ)」。サッカーJ1川崎が25日、2年ぶり3度目のリーグ制覇を決めた。川崎一筋、今季限りでの引退を表明した中村憲剛選手(40)の言葉をひもとくと、ファンや地域を大切にJリーグをけん引してきた姿が見えてくる。(唐沢裕亮、上條憲也)

◆歓喜の瞬間をピッチで

 終盤に途中出場してキャプテンマークを巻いた中村選手。歓喜の瞬間をピッチで迎え、「『最高』以外の言葉が浮かばない」。駆け寄る仲間と抱き合った。

 新型コロナウイルス禍の今季。活動自粛中は苦悩した。「スポーツを含めたエンターテインメントはこういう時、元...    
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