1976年の阪神戦は2日間で4打数連続本塁打を打った。「打撃の神様」川上さん(巨人)じゃないが、本当にこの時だけはボールが止まって見えた。ガーンと振ると本塁打。相手の監督が「誰か打たれねえのはいねえのか」と叫んでた。目力って重要でティー打撃で涙が出るほどボールをぎゅっと見る。縫い目まで。そのおかげかな。

 でも、僕は本塁打より打点重視。33歳の77年に34本塁打、110打点と一番打ったけど、打点王には届かなかった。これが一番残念。むしろ、僕の勲章は打率2割4分5厘だった71年だ。シーズン初めに左手首を骨折し激痛に1年間耐えた。プロ20年間、2本の柱でやってきた。後悔しない。...    
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