元日本チャンピオンが6年ぶりに現役復帰する。プロボクシングの日本バンタム級元王者、大場浩平が妻と2人の娘を名古屋に残して単身、神戸に移り、かつて師事した江藤日出典さんが会長を務めるサンライズジム(神戸市垂水区)でトレーニングを始めた。35歳での再挑戦の理由は「命懸けの思い出づくり」と言い、早ければ9月に神戸で復帰戦に挑む。(藤村有希子)

 6月下旬、ある日の夜。「遅くなってすみません! 大場浩平と申します」。配達の仕事が長引いたらしい。167センチ、60キロ弱の細い体を何度も折り曲げ、取材に訪れた記者にわびると、身の上話と経歴を語り始めた。

 名古屋市出身。20...    
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