普段はあまり表情に出さない若者がうれしそうに笑った。和田康士朗外野手が6月1日、支配下登録となった。育成選手として入団をして苦節3年。黙々と練習を繰り返し、試合では必死にアピールをする姿が認められた。

 「とてもうれしいです。正直、何度も心が折れそうになることがあった。今年で3年目。今年駄目だったら終わりと思っていた」

 背番号「63」。新たに支給されたばかりの真新しいユニホームに袖を通しながら和田はしみじみと振り返った。昨年は2軍で103試合に出場。それでもスタメン出場の機会は多くはなかった。途中出場。それも点差が開いてから出番が回ってきた。自分よりも年下で注...    
<記事全文を読む>