今季の王はやってくれる―。大きな期待を抱かずにはいられない、完璧な一発だった。一回、1点を先制し、なお2死一塁の場面。カウント1ボールから、侍ジャパン左腕・今永の148キロ直球をジャストミートした。「感触がすごく良かった」と手応え十分の打球は、きれいな放物線を描きながら右中間スタンドへ。「空振りすることを恐れず、しっかり振ることができて良かった」と笑みをこぼした。

 ガッツの助言が効いている。小笠原ヘッド兼打撃コーチから、積極的に振っていく中で試合感覚をつかんでいこう、とアドバイスを受けていた。「まずは振ることが一番大事。振っているうちにいろんな課題も出てくるし、振らないと...    
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