新型コロナウイルス感染拡大の影響でスポーツ界を閉塞(へいそく)感が覆う中、障害のあるアスリートたちは己と向き合う日々を送っている。聴覚障害者が競う4年に1度の世界大会「デフリンピック」の男子競泳で頂点を目指す茨隆太郎(26)=平塚市在住、SMBC日興証券=もその一人だ。競技環境が正常化する日を信じ、心は折れない。

 母校・東海大のプールを練習拠点にする茨が泳ぐ場所を失ったのは、緊急事態宣言の出された4月。これまで不自由なく打ち込んでこられた環境に「当たり前にやりたいことができて、当たり前の生活ができていたことに感謝しなければいけない」とかみしめた。

...    
<記事全文を読む>