わずかな可能性に託した中学生アスリートの願いは届かなかった。新型コロナウイルス感染症の影響で第67回県中学校総体の中止が19日に決まり、県内各校の運動部員は悲嘆に暮れた。県の頂点を目指すチーム、休部前最後の大会を待ち焦がれるチーム―。全国中学校体育大会(全中)の中止決定後も、県大会を目標に日々鍛錬を重ねてきた。やり場のない悔しさがこみ上げる中、選手は「最後まで全力で取り組む」と必死に前を向こうとした。

 実力校として知られる中野中(洋野町)のソフトテニス部は同日、窓を開け、部員を分けるなど感染予防対策を施し、休校明けで久々となった練習を再開した。

 その直後の知...    
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