【記者コラム】

 わずか2カ月前だった。2月22日、J1開幕戦の川崎-鳥栖戦の取材で等々力陸上競技場を訪れた。スタジアム周辺の屋台のにぎわい、2万人を超えた観客が集まったスタンド。現在ではいずれも避けるべきだとされる密集状態にあたるが、待ちわびた“日常”が戻ってきたサポーターの顔は希望に満ちていた。

 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、その日常を取り戻そうと、Jリーグは苦闘を続けている。その開幕戦から3日後の2月25日、他のスポーツ団体に先駆け、公式戦の延期を決めた。以降、再開に向けての協議が続く。

 深刻なのは、試合...    
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