名門横浜高で主将を張った乙坂智のデビューは、やはり華々しかった。

 2014年5月31日のロッテ戦(QVC)。プロ初打席は九回、代打で巡ってきた。右腕益田直也の初球から果敢に振った。「ずっと打席に立ちたかった。中途半端なことはしたくなかった」

 バットは空を切るも4球目を芯で捉えた。打球はライナーで逆風を切り裂き右翼席へ。最下位に沈むチームの勝利を確信させる一打は球団史上初の快挙となり、「最高の気分。いいスタートになった」と破顔した。

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