再出発の春を迎えた。昨冬、難病を突然発症し、胸から下の自由を奪われた環太平洋大男子ソフトボール部の西村信紀監督(53)。「ソフトは人生の一部。チームを日本一にする目標は変わらない」。現役時代に「世界のニシムラ」と呼ばれた日本代表のエースは情熱を失わず、約1年ぶりに現場に帰ってきた。

 選手の動きをつぶさに追い、スピードガンで投手の球速をチェックする。3月中旬、岡山市東区のグラウンド。西村監督は車いすでベンチ前に陣取り、紅白戦を見守っていた。

 「直接教えてもらいたくてうずうずしていた。西村さんの感覚をできるだけ自分のものにしたい」。昨春入学し...    
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