プロ野球選手になる夢をかなえた少年と、その夢を支え続けると決めた少年。東日本大震災から9年となった今春、ともに震災で家族を亡くした幼なじみの親友同士が、大船渡市の高校を巣立った。いつか再び交わる日に向けて、それぞれの歩みを進める。

 夢をかなえたのは大船渡高を卒業した佐々木朗希投手(18)。高校生史上最速163キロの剛速球を引っ提げ、ドラフト1位でプロ野球ロッテに入団した「令和の怪物」だ。
 幼なじみの菊地広翔(ひろと)さん(18)は大船渡東高を卒業し、仙台市の専門学校に進む。目的はアスレチックトレーナーの資格取得。いつか佐々木投手の力になる日を夢見る。...    
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