今夏に迫る東京パラリンピックは選手だけの祭典ではない。富士リハビリテーション大学校(富士市)に勤務する理学療法士、赤岩龍士さん(46)は障がい者スポーツトレーナーとして、パラのパワーリフティング選手との二人三脚で大会に臨む。「一人でも多くの選手が出場できるよう、当たり前のケアを当たり前にしたい」 (谷口武)

 一月下旬、赤岩さんは東京都の味の素ナショナルトレーニングセンターで、代表チームのトレーナーを務めるパラパワーリフティングの合宿に参加していた。

 練習前、「広背筋に硬さがある」と選手に相談された。競技が原因か、それとも、日常生活の中から生じた違和感か。練習...    
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