明治大学ラグビー部監督として六十七年にわたりチームを率い、一九九六年に九十五歳で死去した北島忠治さんの指導精神“北島イズム”に迫ったノンフィクション「紫紺の誇り」(ベースボール・マガジン社)が出版された。東京中日スポーツ記者などとして長年、北島さんを取材してきた著者の安藤貴樹さん(60)に話を聞いた。

 (藤英樹)

 明大出身の安藤さんは執筆の動機を「北島先生亡き後、北島イズムが薄れていくのと、明治の低迷が重なって見えた。もう一度見直してほしいと思った」。文章の端々から明大ラグビーへの深い愛情が伝わる。

 明治といえば「前へ」「重戦車」がキ...    
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