2020年東京五輪のカヌースプリント種目の審判員に、福井県カヌー協会理事長の前田博司さん(74)=大野市=が選ばれた。予選を含む全レースで着順を見極める「決勝審判」10人のうちの1人。福井工業大学カヌー部の顧問を長年担い、競技普及にも力を尽くしてきた。「集大成のつもりで確かな仕事を成し遂げたい」と背筋を伸ばす。

 五輪審判は、国内の上級資格と国際カヌー連盟が定める国際資格を持つことが条件。「事故など不測の事態にも慌てない対応力が必要で、英語力も求められる」という。スプリント種目の国際資格保持者は国内で26人おり、県内では唯一という。

 福井工大で教員を務めた。競...    
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