卓球への情熱は誰にも負けない―。福井県坂井市卓球協会の会長を務める同市の三澤敏子さん(72)は胸を張る。

 7年前、がんで亡くした夫が残してくれた卓球台を生かし、自宅に「卓球カフェ」を開いた。お年寄りから子どもまで地域の人たちが笑顔で集える場所になった。競技役員を務めた福井国体・全国障害者スポーツ大会では、「選手をおもてなししたい」とカフェの利用者ら13人でボランティアとしても活動した。

 東京五輪にボランティア参加するのは難しいと思っていた時、聖火ランナー募集を知った。届いた当選通知。「一生の思い出」だと思っていた福井国体に勝るとも劣らない、「卓球がくれた人生...    
<記事全文を読む>