プロ野球の南海(現ソフトバンク)で三冠王となり、ヤクルトを3度の日本一に導くなど4球団で指導者としても手腕を発揮した野村克也さんが11日、死去した。「生涯一捕手」を貫き、卓越した理論で選手としても監督としても輝いた野球人生。テスト生として足を踏み入れたプロの世界で数々の実績を残し、球界に多大な影響を与えた名将が、グラウンドを去った。

 

<評伝> 母子家庭だった野村克也さんは「大金を稼いで母を楽させたい」と京都・峰山高から1954年、南海(現ソフトバンク)に入団した。テスト生という名目だったが、実際は練習で投手の球を捕るだけのブルペン捕手。契約金は「0円」。いわゆる「壁」と呼...    
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