1972年以来2度目の五輪に向け、札幌市の招致活動が加速する。29日、日本オリンピック委員会(JOC)が2030年冬季五輪の国内候補地に札幌市を正式に決定した。8月の東京五輪のマラソン・競歩開催の成功を誘致の弾みにと期待が膨らむ一方、少雪や施設の維持管理など懸念材料も少なくない。

 「北海道でもスキーやスケートができない子どもが増えている。五輪招致を通じて日本全体が冬季競技に関心を持つきっかけにしてほしい」。前回72年大会でスキーの競技役員を務めた札幌スキー連盟顧問の和田明さん(82)は競技普及への期待を語った。

 前回大会は札幌市の人口が100万人を超えたばか...    
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