陸上長距離で好記録が続出している米スポーツ用品大手ナイキの厚底シューズを世界陸連が新規則で禁止する可能性を、複数の英メディアが報じた問題。東京五輪まで半年の時期に波紋が広がっているが、飛び抜けた性能の用具が物議を醸したことは過去にもある。規制されるか、されないかの分かれ目はどこにあるのか。

 (稲垣太郎)

◆動揺が広がる陸上界

 「われわれとしては推移を見守るしかない」

 東京五輪マラソン代表の中村匠吾選手が所属する富士通陸上競技部の福嶋正監督が話す。

 クッション性や反発力が評価され、世界のトップ選...    
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