年が明け、いよいよ五輪イヤーと騒がしい。だが同時に、新年はパラリンピックイヤーでもある。

 「五輪は黙っていても盛り上がります。大切なのは世界初二度目の開催都市となる東京でパラを成功させることです」

 七年前の東京開催決定の瞬間、自身がパラリンピックで計二十一個のメダルを獲得する栄光に輝いた、現パラリンピック委員会委員長河合純一さんは歓喜と不安が混在したという。

 一九六四年の第二回大会は資金不足で、坂本九のチャリティーコンサート等で集めた寄付金五千万円で、五輪の陰でささやかに開催された。「東洋の魔女」はいまも話題にされるが、パラ卓球男子ダブルスの金...    
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