1998年長野冬季五輪の競技会場となった飯綱高原スキー場(長野市)が今季限りで閉鎖されることになった。スキー人気の低迷や雪不足で財政難に陥り、運営する市は公募による民間譲渡を目指したが、売却額を事実上無料にしても応じる企業がなかった。市によると、市内の五輪競技会場の閉鎖は初めて。市民に親しまれた五輪遺産が55年の歴史に幕を閉じる。

 スキー場は65年に開業。開業から5年間は市が直営、その後は市開発公社に運営を委託してきた。市街地から最も近いスキー場で計10コースを整備。ピーク時の84年度に約23万人が利用した。長野冬季五輪では、フリースタイルスキー・モーグルの会場にもなり、...    
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