研ぎ澄ませた感覚が敵になる。「重要な大会ほど、普段は意識しない体の動きを過敏に感じてしまう」。違和感が迷いを生む。迷いがリズムを乱す。心身のかすかな「揺らぎ」は70メートル先の的に伝わる。競技歴19年。栄光も挫折も知る33歳は「どうやっても平常心では臨めない」と割り切り、集大成の五輪選考に挑む。

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