「沿道にはたくさんの人たちがいて、とにかくすごい熱気だった」

 五十六年前の一九六四年十月六日、東京五輪の開幕を四日後に控え、熊谷市内で行われた聖火リレー。元ランナーたちは、異口同音に当時の興奮を振り返る。

 「あの時の感動を今の人たちにも伝えたい」と、トーチを持って先頭を走った雨宮悟(あめみやさとる)さん(75)を会長に二〇一八年九月、近隣の別区間の元ランナーも含めた二十人で「聖火よ ふたたび!」実行委員会を結成。同市のスポーツ・文化村「くまぴあ」を拠点に、当時のトーチや写真、聖火ランナーの委嘱状など思い出の品を持ち寄り展示している。

 「屋根の上...    
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