相模湾沿いを走る国道134号。サーフボードを自転車の脇に積んだ男女が行き交う。茅ケ崎市は平日でもそんな光景が当たり前に見られる、サーフィンのまちだ。

 東京五輪で初めてサーフィンが正式競技として実施される。「うれしい。ただの遊びにしか見られていなかったけど」。茅ケ崎に生まれ、五十年以上、波乗りを愛してきた金井照明さん(63)は相好を崩す。

 二〇〇二年に設立した市のスポーツ少年団「日本サーフィン・ボディボード・スキムボードアカデミー少年団」の団長を務める金井さんの五輪に向けた期待はさらに膨らむ。少年団出身の松田詩野選手(17)の五輪出場が有力だからだ。

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