スポーツ庁からゴールボールの強化拠点施設に指定されている所沢市民体育館。アイシェードを着けた金子和也選手(19)=県立特別支援学校塙保己一学園高等部専攻科二年=は日々、ここで練習に励んでいる。  中に鈴が入ったバスケットボール大のボールを、音を鳴らさないようにくるりと体を一回転し、左腕から投げると初速は時速六十五キロにも達する。「ドスン!」-と鈍い音を響かせ、守備側の相手の腕に当たったが、ボールはそのまま体を駆け上って背後のゴールに吸い込まれていった。  競技との出合いは中学三年の時。パラスポーツの体験イベントに母親に連れられ参加した。車いすテニスなど十五競技を試せる中、ゴールボールの...    
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