昨年十月、中国南東部の都市アモイ。川口市出身の本間大晴(たいせい)選手(20)はクライミングワールドカップ(W杯)のリード種目で、銀メダルを獲得した。  「驚きです」と喜ぶ本間選手。表彰台に上がるのは初めてだった。春先に肩をけがして練習が十分にできず、シーズン序盤の夏の欧州でのW杯は、予選落ちが続いた。そこから盛り返しての快挙にうれしさが込み上げた。  日本大の学生として昼間は学業、夜はジムで練習という生活を送る。活躍がマスコミの注目を浴び、「テレビで見たよ」「おめでとう」と声を掛けられる機会が増えた。「何でそんなのやってんの」と言われた中学時代と比べ、環境は大きく変化した。二〇一六年...    
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