荒れる波間も凪(な)いだ海も、風の力だけで突き進む。シンプルで奥が深いセーリングの女子470級に挑むのが、29歳の吉岡美帆(ベネッセ、兵庫県立芦屋高-立命大出)だ。大海原に日本勢初の五輪制覇の夢をみる。

 全長4・7メートルの2人乗り小型ヨットで争う種目。10歳上の吉田愛(ベネッセ)とのペアで臨んだ2016年リオデジャネイロ五輪は5位だった。3度目のひのき舞台を迎えたスキッパー(かじ取り役)の相方に対し、艇のバランスを取るクルーの吉岡は初出場。想像以上の緊張に襲われ、ヨットから落ちた。「いつもはしないミス。引きずり、別のミスにつながった」と力を発揮できずに終わった。

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